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柔軟性のある労働環境で働くママさんたちを応援

ヤクルト北陸といえば、やはりヤクルトを届けてくれる“ヤクルトレディ”ですね。何名の方が働いておられますか?

ヤクルト配達の拠点となるのはヤクルトセンターです。弊社の同センターは、かほく市以南で23カ所あり、ヤクルトレディは約400名おります。平均年齢は37~38歳、年齢層は20代後半から、勤続40年というベテランの80代まで、幅広いです。

女性は本当に真面目で働き者。センターごとのチームワークが良くて、新規普及などみんなで考えて行っています。また、主婦であり、母親であり、ということで、時間に制約がありますが、その使える時間内にきちんと仕事を終わらせようとする意識も高い。弊社にとってヤクルトレディは大切な宝物です。

働くママさんへどんなサポートをしておられますか?

ヤクルトセンター23カ所のうち、21カ所については、1歳から3歳のお子さんを預かる保育所を併設しています。出産で休業しまた復帰、という方も結構いらっしゃいます。勤務時間帯は8時30分~14時30分をベースにしながら、自分に合った時間帯で働いてもらっています。

また、子育てといっても、お子さんは幼児から小学校、中学校と成長するので、それに合わせてママさんも働き方を変えたい、収入を増やしたいと考える方もいらっしゃいます。そんな時は希望が叶うようにバックアップさせて頂いています。弊社の女性の管理職には、ヤクルトレディからキャリアアップした人もたくさんいらっしゃいます。

ママさんたちに気持ちよく働いてもらうには、会社も柔軟な対応が必要だと思っています。

子育て世代にとって、石川県での暮らしには、どんな魅力があるでしょう?

僕も40代で東京からUターンしました。帰ってきてよかったと思います。

石川県は、空気も水も食べ物もおいしくて、海にも山にも近くて自然が豊か。公園やスポーツ施設も身近で、子どもをのびのびと育てられる環境だと思います。それに、伝統的な文化が根づいていて人間性が豊かというか、古き良きものを受け継いでいく気風はもちろんですが、おもてなしの気持ちにあふれているように思います。

2015年の北陸新幹線の開業によって、訪れる人は格段に増えました。東京と時間的に近くなったことから、企業も石川県にオフィスや工場などを設ける動きが出ています。働く機会や場所は確実に増えていると思います。

株式会社ヤクルト北陸

代表取締役 本多悦夫氏