» 人の優しさと日常の幸福が感じられる場所。

人の優しさと日常の幸福が感じられる場所。

 

珠洲市(東京都から)

日常のありふれた出来事が幸せ

移住をしたきっかけは、大学のゼミで珠洲市を訪れたこと。卒業論文も珠洲市をテーマにし、大学最後の夏休みにはフリーペーパーを作るため長期滞在しました。大学卒業後は東京で就職するつもりでしたが、東京で働いている自分の姿をイメージできず、忘れられなかった珠洲市で暮らそうと決めました。
 ここで丁寧に人と関わりながら暮らしていると、東京での生活では忙しさで感じ取ることのできなかった、身の回りのささいなことが幸せだと実感します。きっと地元の方々や風土が、そう感じさせてくれるんでしょうね

気さくで優しいご近所さんたちとは日常的に関わっている。「皆さん、本当に良くしてくれます」

触れ合いのある暮らし

大学を卒業してからは住居も仕事も決めずに珠洲市に来ました。そこからご縁をいただき働いていた木ノ浦ビレッジで主人と出会い、結婚しました。それまでは周りの親切さに甘えるだけの生活でしたが、結婚を機にこれからは自分たちが責任を持って、周りと関わって暮らしていこうと思い、以前から魅力を感じていた集落に家を構えることにしました。 
 最近では生活していく中で、「自分にもっとできることはないだろうか」と考えることが多くなりました。ゴミを出さないことが世界の自然環境保全につながるように、ここ珠洲市だけでなく、地域や国境も越えて、人や自然と関わり合いながら生きていきたいと考えています。
 ここには移住仲間もたくさんいます。手作りワークショップなどや映画の上映祭などいろいろな企画でこれからも珠洲市を盛り上げたいです。

 

I・Uターン仲間たちとの交流会。「同世代の仲間がいることがとても心強いです」

志保石 薫さん