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郵便局長移住サポーターによるおすすめ地域情報

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地域で好奇心旺盛な子どもたちを育成 川北郵便局(川北町)新谷 真志さん

全国が注目する人口増加地域

川北郵便局(川北町)新谷 真志さん

町民の心意気を感じる川北まつり

川北まつり
川北まつり

川北町は加賀平野のほぼ中央部に位置し、白山を源とする手取川によって拓かれて地域です。白山の伏流水と肥沃な土壌に恵まれ、米や六条大麦などの栽培が盛んで、農家の有志が中心となって地ビールづくりにも取り組んでいます。ビールのおいしい夏といえば、1986(昭和61)年から毎年8月に手取川の河川敷で開催され、2万発の花火が夜空を彩る「川北まつり」が北陸の夏のビックイベントにすっかり定着しています。当日はスターマインの5基連続打ち上げや2尺玉といった花火以外にも、町民約2000人の送り火で完成させる高さ45メートルと日本最大級の「大かがり火」や豊作の祈りを込めた「虫送り太鼓」、地域おこしの一環として始めた「手取亢龍太鼓(てどりこうりゅうだいこ)」などが次々と披露され、川北町民が一番心を熱くする一日となります。

今ではまちのシンボルともなった「手取亢龍太鼓」の技は、地域の子どもたちにもしっかり受け継がれ、昨年、「手取亢龍若鮎会」が日本太鼓ジュニアコンクールで3度目の日本一に輝き、町民を喜ばせました。

目を引く施策が続々

金沢や小松からマイカー通勤がしやすく、大型ショッピングセンターやホームセンターも町内にあることから、子育て世代にベッドタウンとしても人気のある地域です。

さらに子どもの保育料の定額制や全国に先駆けた不妊症治療費の助成、上下水道料の低廉化など川北町の思い切った施策がよくマスコミでも話題となっています。人口減少に対する危機感が全国で高まっている中、大幅な人口増加が見込める夢の地域としても注目を集めています。

新しい取り組みにばかりに目が行きがちですが、この地に200年以上前から伝わる手漉き和紙「加賀雁皮紙」も地域で大切にされています。現在、こうした伝統の技を継承する店舗は町内に残念ながら1軒のみとなりましたが、町民の加賀雁皮紙に対する思い入れは強く、町内の小中学校の卒業証書にも使われています。

私たちの郵便局でも加賀雁皮紙を使ったお守りをお客様に配布したり、子ども向けのクラフトはがき教室を開催したりしていますので、移住者や移住をお考えの方との出会いや交流も楽しみにしております。

川北郵便局
住所:石川県能美郡川北町壱ツ屋ヲ24-1
電話:076-277-2811
  • 川北郵便局 外観

  • 川北郵便局 所在地