歴史や文化をまちの活力に

歴史を振り返ると、野々市市は富樫氏が守護所を置き、中世には加賀の政治、経済の中心地として栄えた地域です。交通の要衝でもあり、人と物が集まった「市」が古くから開かれてきました。伝統的な祭りや風習もたくさん残されていて、例えば野々市郵便局がある本町地区では布市神社の秋季例大祭に行われる獅子舞や野菜みこしなどが受け継がれています。

こうした野々市市の歴史や文化をまちの活力につなげていこうと、野々市郵便局が面する旧北国街道・本町通りで2011年から毎年10月上旬に開催されているのが「北国街道・野々市の市」です。このイベントでは通りが歩行者天国になり、大勢の市民が模擬店や多彩な出し物を楽しんでいます。

このほか、8月には中世から受け継がれるとされる輪踊りを楽しむ「じょんからまつり」、3月には市花木のツバキをテーマにした「椿まつり」が催されるなど、四季を通じていろいろなイベントがあります。

郵便局は、こうした地域に根差した情報に精通し、さまざまなネットワークを持っています。移住者の方が安心して暮らせるよう骨身を惜しまず、サポートしますので、野々市市に来られる方はぜひ声を掛けてください。