七尾市は、石川県の北部、能登半島の中央に位置し、天然の良港として栄えてきた七尾港を海の玄関として、古代から能登の政治・経済・文化の中心地として発展してきました。 渚のいで湯として全国的に有名で、開湯1200年を迎えた「和倉温泉」やさまざまなリゾート施設がある「能登島」、平成23年度に認定された世界農業遺産「能登の里山里海」の豊かな自然や風土に育まれた農林水産資源や伝統工芸など、多くの地域資源に恵まれています。 現在、4人の地域おこし協力隊員が、各地域づくり協議会（地域運営組織）とともに「地域おこし活動」を行っていますが、新たに3人（3地区）の隊員を募集します。 あなたも「地域づくり」の一員として活躍してみませんか。 活動地区（御祓地区）の紹介 ・世帯数及び人口（令和4年4月30日現在） ○世帯数：1,591世帯 ○人 口：3,184人（男：1,461人 女：1,723人） ・七尾市の市街中心部に位置し、七尾港まつりや青柏祭といった七尾市を代表する祭りの開催エリアとなっている。 ・「一本杉通り商店街」は、国登録有形文化財に指定された建物が５件あり、伝統的な商家の佇まいを残している。イベントや体験にも力を入れており、沈金や醤油しぼり、抹茶挽、和菓子作りなどの体験ができる。婚礼の風習の一つである「花嫁のれん」の魅力発信にも力を入れ、平成16年から地域住民による「花嫁のれん展」を開催している。また、平成28年には、「花嫁のれん館」が開館し、七尾市の観光スポットの一つとなっている。 ・加賀藩祖である前田利家が築いた小丸山城の跡地が、1920年(大正9年)に小丸山城址公園に整備され、春は桜、初夏はツツジの名所として、市民の憩いの場となっている。また、地域内には歴史ある寺院が数多く点在している。 募集する協力隊のミッション ・地域資源の発掘や歴史的・文化的景観の整備を行い、動画やＳＮＳを活用した情報発信や、学習会・イベントを通した地域人材の育成に取り組んでいただきます。 募集する御祓（みそぎ）地区では、児童や地域住民への歴史学習やまちなか散策による「地域人材の育成」や御祓川、小丸山城址公園の花木の植え付け等による「景観づくり」、動画やマップ制作、SNS活用による「情報発信」を主な活動として取り組んでいただきます。