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私たちと一緒に手をつなぎませんか 金沢での子育てを応援します

金沢は子育て世代にとってどんな街ですか?

私も埼玉県の出身ですが、石川は海も山も近くにあって、日帰りでもスキーや海水浴が楽しめるのがいいと思いました。中心部には文化施設も集中していて、1年を通してイベントもあるので、親子で出かけられる場所や機会がたくさんあります。未就学児の一時預かり施設も充実していますし、金沢市ではそうした施設や市内の巡回バスに使えるクーポンも発行していますから、子育て支援が進んだ街だと思います。転勤族のママさんの中には、「夫の転勤がなければ、第2子は金沢で産みたい!」という人もいます。

子育て支援を始めたきっかけは?

「さくらっこ」を立ち上げたきっかけは、2008年に大阪のマンションで幼児2人が放置され、死亡した事件でした。周囲から孤立していた母親の心情を察し、「地域の中に入り込んで、行政では行き届かない部分をサポートしていきたい」と仲間と一緒にNPOとしてスタートしました。現在は、子育てサロンや市内2カ所の託児ルームの運営などで子育てを支援しています。託児ルームは好評で、美術館利用者だけでなく、通院やリフレッシュのためなどたくさんの親子が利用しています。

子育て支援で大切にしていることは?

運営する2カ所の託児ルームの利用者には、県外から移り住んできたママも多いです。「さくらっこ」は、人間の‘生きる力を育む’一番大切な乳幼児期を、共に楽しく過ごしましょう、いつの日か桜の木に美しい花が咲くことを思い浮かべながらみなさんのお力になれればとの願いを込めて名付けました。子育て家族に伴走するパートナーのような存在でありたいと思っています。

「さくらっこ」が目指す子育て支援は?

金沢には、昔からの町会、校下(校区)、善隣思想といった地域コミュニティが色濃く残っています。今の若い人たちには煩わしい面もあるかもしれないけれど、地域で相談できたり、支え合う風土があるから生活しやすいとも言えます。行政も、妊娠から出産、育児までを切れ目なく支援するネットワークを発足させ、取り組んでいます。これからは、地域コミュニティを核に、行政、市民団体がそれぞれの持ち味を生かして、子育てから高齢者まで、全世代を巻き込んだ、円のような支援の形を作っていけたらと思っています。

NPO法人子育て支援さくらっこ

理事長:布施 安子さん

住所:921-8161 金沢市有松2丁目8番39号

電話番号:076-244-3881

スタッフ人数:30人

利用者人数:

活動内容:

  • 金沢21世紀美術館託児ルーム運営
  • 金沢市駅西一時預かり施設(NTTドコモビル1F) おひさまるーむ運営
  • 金沢市立玉川こども図書館子育てサロン(毎月第3水曜日)開催
  • 戸室キッズの森リユース市開催(毎月第2水曜日)
  • その他、子育て出前サロンの開催やイベントでの託児も請け負う

http://kosodate-sakurakko.com/